【日本特別ニーズ教育学会 】日本特別ニーズ教育学会 第32回研究大会について(10月17日・18日/長崎大学)
会員大学等
26.10.02
日本特別ニーズ教育学会が10月16日(金)~18日(日)、長崎で第32回研究大会「『戦争・核・平和』と特別ニーズ教育」を開きます。
16日13時からは長崎市立城山小学校・体育館で公開の集い。1952年に同校へ設置された、世界で最初とされる被爆児のための「原爆学級」を取り上げ、卒業生のお話を聞き、同校6年生の児童や参加者と語り合います。子どもは無料(大人1,500円)。
17日・18日は長崎大学教育学部。基調講演は平田勝政・長崎大学/鎮西学院大学名誉教授「長崎原爆と特別ニーズ教育―破壊と創造の遺産に学ぶ―」。長崎原爆の家族証言、課題研究シンポジウムのほか、不登校支援、キャリア教育、障害学生支援、読み書き障害、平和教育実践、教員不足の6分科会。会員でない方も参加できます(臨時会員6,000円、1日3,000円、高校生以下無料)。
「長崎市立城山小学校『原爆学級』の記憶と平和への願いを世界と未来につなぐ集い
―世界最初の被爆児救済教育は『被爆長崎の宝』―」
会場 長崎市立城山小学校・体育館(長崎市城山町23番1号)
共催 長崎市立城山小学校
全体の司会進行 田部絢子(本学会代表理事・日本大学教授)
爆心地からわずか500メートルに位置する長崎市立城山小学校(旧城山国民学校)では、原爆投下によって1,400名以上の命が失われました。戦後、米国による厳しい情報統制と、原爆傷害調査委員会(ABCC)による「観察のみで治療・救済を行わない」という状況のもとで、被爆した子どもたちを守るために生まれたのが「原爆学級」です。1952年(昭和27年)4月、原爆投下から7年後に設置され、教師たちは教育とともに子どもたちの健康、体力、認知発達、身体発育を継続的に見守りながら、その「いのち・生活・学習・発達」を支えました。
当日は、開会挨拶・趣旨説明に続き、第1部「歴史から学ぶ『知ることから始める平和』」(講師:髙橋智「長崎市立城山小学校『原爆学級』と世界最初の被爆児救済教育の現代的価値」)、第2部「記憶を聴く『原爆学級の教室から』」(原爆学級卒業生のお話)、第3部「世界と未来へつなぐ」(6年生児童・学会参加者等によるグループ対話)、第4部「城山小からの発信」(6年生による平和学習の紹介と「子らの魂よ」合唱)という構成で行います。
一般に公開しており、どなたでもご参加いただけます。子どもの参加費は無料です(大人は1,500円)。
※Peatix(https://sne32.peatix.com/view )でのご登録もあわせてお願いいたします(締切10月9日)
会場 長崎大学教育学部(文教キャンパス)/〒852-8521 長崎市文教町1-14
・基調講演(17日12:45~13:45)
「長崎原爆と特別ニーズ教育―破壊と創造の遺産に学ぶ―」
平田勝政(長崎大学・鎮西学院大学名誉教授)
長崎県の盲・聾唖教育や開成学園における戦争・原爆の影響と被害の実相をたどるとともに、
長崎原爆で長男を亡くした近藤益雄の知的障害教育実践における平和的意義について
お話しいただきます。
・長崎特別支援教育分科会(準備委員会企画/17日9:15~11:45)
①特別支援学校における不登校支援の現状と課題
―行政施策・学校実践・心理的支援をつなぐ組織的支援のあり方―
②知的障害特別支援学校におけるキャリア教育
―自己理解を促すセルフサポートブック(SSB)の活用を通して―
③大学における障害学生支援と合理的配慮の限界を問い直す
―特別ニーズに対して大学はどこまで応えるべきか―
④読み書き障害の支援と実際―「できない」の背景を捉え、学び方と環境を整える―
⑤障害・特別ニーズを有する子どもの平和教育実践―長崎県の特別支援学校を事例に―
⑥九州における教員不足問題と特別支援学校教員養成の課題
「子どもの『食』は発達する―食べることに悩みや不安を抱える子どもと家族、支援者のために―」
企画 髙橋智(東海学院大学)/話題提供 田部絢子(日本大学)
極端な偏食、食物アレルギー、発達障害、口腔機能発達不全症、回避・制限性食物摂取症(ARFID)、
感覚情報処理障害等との関連を扱います。子ども本人・家族・保育士・教師(栄養教諭・養護教諭)・
栄養士等、どなたでも参加できる車座トーク相談会です。
・準備委員会特別企画(17日12:00~12:40)
長崎原爆の家族証言「爆心地近くで家族4人を亡くして」
語り手 中村尚子(東京被爆二世・三世の会、長崎原爆「家族・交流証言者」)
・課題研究シンポジウム(17日14:00~16:30)「『戦争・核・平和』と特別ニーズ教育」
企画 研究委員会・髙橋智(研究委員長・東海学院大学)
進行 髙橋智(東海学院大学)・武井哲郎(立命館大学)
企画趣旨 髙橋智(東海学院大学)
報告① 石川衣紀(長崎大学)長崎にて原爆被爆した子どもの「いのち・生活・学習・発達」
問題のリアリズム―長崎市立城山小学校「原爆学級」(1952~1958)の被爆児教育を中心に―
報告② 岸博実(元京都府立盲学校)視覚障害と戦争―盲教育史の視点から―
報告③ 菅達也(鎮西学院大学)障害・特別ニーズを有する子どもの平和教育実践
―長崎県の特別支援学校を事例に―
指定討論 平田勝政(長崎大学・鎮西学院大学名誉教授)・村上美奈子(立正大学)
・準備委員会企画シンポジウム(18日12:40~14:40)
「教師不足時代における魅力ある特別支援教育教師養成の展望」
司会・進行 田部絢子(日本大学)・田中謙(日本大学)
話題提供① 佐久間亜紀(慶應義塾大学)教員不足時代の教育改革を問い直す
―特別ニーズ教育の視点から―
話題提供② 田中謙(日本大学)日本の特別支援教育教員養成のあり方を考える
―「特別支援教育作業部会」提案の問題と課題―
話題提供③ 戸ヶ﨑泰子(宮崎大学)地域の特別支援教育の教師養成に貢献する
国立大学教育学部のあり方を考える
指定討論 髙橋智(東海学院大学)・高橋浩平(中野区立令和小学校)
・自由研究発表(17日・18日の午前)、若手チャレンジ研究会(大学生・大学院生の発表枠)、
ラウンドテーブルⅡ(18日8:30~10:30/学会員企画5本)
・オープニング・セッション(17日9:00~9:10)、学会総会・学会奨励賞授賞式(18日11:15~12:30)、
クロージング・セッション(18日14:50~15:30)
参加費 正会員5,000円/臨時会員(非会員)6,000円/1日参加3,000円
前日プログラムのみ1,500円/大学院生3,000円/学部生1,500円/高校生以下無料
要旨集1,000円/懇親会4,500円(17日18:00~20:00「雑魚屋 思案橋店」先着80名・事前予約のみ)
本学会の会員でない方も、臨時会員としてご参加いただけます。
会場の長崎大学文教キャンパスへは、JR長崎駅前または浦上駅前から路面電車(赤迫行き)で「長崎大学」下車、徒歩1分です。西九州新幹線の開業により、博多―長崎間は乗換時間を含めて最速約1時間20分となりました(長崎市ウェブサイトによる)。10月17日・18日はいずれも土曜・日曜ですので、日帰りでのご参加も十分に可能かと存じます。
なお参加費は、高校生以下は無料です(発表要旨集代金は含みません)。中学生・高校生・特別支援学校中学部および高等部の生徒の皆さんにも、学会員の自由研究発表や、大学生・大学院生による若手チャレンジ研究会を自由に聴いていただけます。
本大会では、長崎県内の中学生・高校生を対象とした無料招待企画「Project for Next SNE Researcher」(大学生とのランチ会等を含む)も実施いたします。県外の生徒の皆さんがこの企画にご参加いただけるかにつきましては、企画担当の田中謙(日本大学/tanaka.ken@nihon-u.ac.jp)または大会事務局(taikai@sne-japan.net)までお問い合わせください。
申込 (締切10月9日)/問い合わせ taikai@sne-japan.net
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日本特別ニーズ教育学会第32回研究大会前日プログラムチラシ
【生徒さんへ】日本特別ニーズ教育学会:中高生招待企画のご案内
日本特別ニーズ教育学会第32回研究大会チラシ20260907
田部絢子・髙橋智:日本特別ニーズ教育学会32回研究大会ラウンドテーブルチラシ20260906
日本特別ニーズ教育学会第32回研究大会(長崎大会)最終案内
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